働く皆さん・夏休みの親子・中高年に嬉しいリフレッシュ方法:
空手(型)のススメ (空手には大きく「型」と「組手」があります)
自分の年齢・体調・目的に合わせて、稽古ができます!
空手の精神と体に与える効果
空手は日本発祥の武道であり、その魅力は単なる格闘技にとどまりません。
精神と体の両方に多大な効果をもたらす空手は、リフレッシュ方法としても非常に有効です。
ここでは、空手の具体的な特徴とその効果について詳しく説明していきますね。
大きな声を出すことによる効果
空手では、技を繰り出す際に「気合」と呼ばれる大きな声を出します。
これは精神面と体に多くの効果をもたらします。
- 精神面: 声を出すことでストレスを発散し、精神的なリフレッシュが図れます。また、大きな声を出すことで自信が増し、自己肯定感が高まります。
- 体: 腹式呼吸を伴う大声は、肺を活性化させ、呼吸器系の強化に繋がります。また、声を出すことで全身の筋肉が連動し、体全体のエネルギーを高める効果もあります。
こぶしでしっかり握るグリットの精神と体に与える効果
空手では、拳をしっかりと握り、強い意志を持って技を繰り出します。幼児の時から、しっかり握る習慣が、後の子供の成長に大事です。これにより、次のような効果が得られます。
- 精神面: 強い意志と忍耐力が養われ、「グリット」と呼ばれる目標達成に向けた粘り強さが身に付きます。
- 体: 握力が強化され、手首や前腕の筋肉が発達します。また、拳を使うことで肩や背中の筋肉も鍛えられ、全身の筋力向上に寄与します。
精神と体の自分軸がしっかりする効果
空手は「自分軸」を確立するための訓練でもあります。
- 精神面: 自己管理能力が高まり、自己主張と自己制御のバランスが取れた人格が形成されます。
- 体: 体幹が強化され、バランス感覚が向上します。これにより、姿勢が良くなり、動きに安定感が生まれます。
素早い動きと型の美しさを追求
空手の「型」や「組手」は、素早い動きと美しいフォームを追求します。
- 精神面: 集中力が高まり、細部にまで注意を払う習慣が身に付きます。美しい動きを追求することで、自己改善の意識が芽生えます。
- 体: 柔軟性と反射神経が向上し、全身の筋肉をバランスよく使うことで、効率的に体力が強化されます。
年齢に関係なく学ぶ姿勢・心の強さ
空手は年齢を問わず学べる武道です。幼児から中高年まで広く楽しめますし、やる気や自己管理も習慣付きます。
- 精神面: 挑戦する姿勢と心の強さが育まれ、自己成長の意欲が高まります。年齢を超えて学ぶことで、継続する力や新しいことに挑戦する勇気が得られます。
- 体: 年齢に応じた柔軟な体の使い方が身に付き、中高年でも健康を維持できます。特に骨密度が高まり、骨粗しょう症の予防に効果的です。
教え合う効果
上の学年の子供が下の学年の子供を教える場面が多くあります。初心者の大人が子供たちに教わることもあります。お互いを尊重して学ぶ姿勢が、養われます。
- 精神面: リーダーシップと責任感が育まれ、人間関係の中での役割意識が高まります。
- 体: 教えることで自分の技術が再確認され、より正確な技の習得が進みます。
帯の色による客観的な実力の評価
空手では、帯の色で実力が評価されます。
- 精神面: 明確な目標が設定され、達成感や自己評価が得られます。帯の色が変わることで、自己成長の実感が得られます。
- 体: 実力に応じたトレーニングが行われるため、段階的に体力と技術が向上します。
昇級・昇段試験の効果
昇級・昇段試験は成長のインセンティブとなります。
- 精神面: 試験に向けて努力することで、目標設定と達成へのプロセスが身に付きます。挑戦する意欲が高まり、モチベーションが維持されます。
- 体: 試験に向けた集中的なトレーニングで、技術と体力が飛躍的に向上します。
骨密度が高くなる効果
空手のトレーニングは骨密度の向上に寄与します。
- 体: 骨への適度な負荷が骨密度を高め、骨粗しょう症の予防に効果的です。特に中高年にとっては、健康な体を維持するための重要な要素です。
他のスポーツへの転向効果
空手で培った体幹は他のスポーツでも活躍します。
- 体: 体幹がしっかりしているため、バランス感覚や反応速度が向上し、他のスポーツにおいても高いパフォーマンスを発揮できます。
まとめ
空手は、精神と体の両面で多大な効果をもたらす素晴らしい武道です。
大きな声を出すことでのストレス発散、こぶしを握ることでの強い意志の育成、素早い動きと美しい型の追求、年齢を問わず学ぶ姿勢など、さまざまな側面から心と体を鍛えます。
また、骨密度の向上や他のスポーツへの転向時のメリットも見逃せません。
空手は、自分を守るために精神と体を鍛え、技を磨きます。ストハラの「やらない・やられない・やらせない」にも通じるところが大きいですね。決して相手を攻撃するためのものではありません。
空手には、いくつかの流派がありますが、家の近くの通いやすいところに、きっと道場があると思います。続けることも大事ですね。
空手を通じて心身をリフレッシュし、健康で充実した日々を送りましょう。
新しいことに挑戦して、ワクワク感と充実感を、味わいましょう!
(記事:産業衛生コンサルティング研究所 藤村 🔰61歳で孫と一緒に極真空手スタート!自分で実証実験中!ワクワク・・・。)