労働者の意に反する性的な言動により、労働条件に不利益を受けたり、就業環境が害されることを言います。事業主・上司・同僚に限らず、様々な場所(取引先・顧客・患者・学校の教員や生徒など)でも、セクハラの行為者(加害者)になる可能性があります。セクハラには、大きく分けて、「対価型セクハラ」と「環境型セクハラ」があります。
※用語説明
性的な言動:従来のイメージの「男性⇒女性」に加えて、最近では、「男性⇒男性」「女性⇒女性」「女性⇒男性」の場合にも、セクハラになります。
不利益:解雇・降格・減給・労働契約の更新の拒否・昇進や昇格からの除外・不利益な配置転換などがあります。
職場:通常の就業場所の他に、取引先・打ち合わせ場所・顧客の自宅・出張先・出張の移動中の車中なども含まれます。